大学2年の終わりに職業プログラマを目指し始めて,早4年.
これまでは,あらゆる分野にがむしゃらに手を出してみて,
それぞれの分野において最低限の知識を身につけたり,
自分の適性をはかったり,多くの経験を積むということに時間をかけてきた.
学習,経験といった主旨の活動である.
しかし,
ゲームプログラミングというものが俯瞰できる程度の経験と技術が確かに身につき,
入社3年目を迎えつつある今,
次のステップとなるのは,これまでと違う,
研究,創作,発明といった主旨の活動である.
研究とは,ひたすらに一つの分野の活動に励むことで,その分野において卓越した能力を得ること.
創作とは,培った技術を利用して,自分のアイデアを形にし,社会に向けて発信すること.
発明とは,新しいことにチャレンジし,具体的な成果を発表したり,その過程で得られた見地を身につけること.
年齢を経ることで,目標というものは確かに遷移していく.
最近はもやもやとした日々が続いていた.
自分はいつになったら責任のある仕事,自分の満足のいく仕事を任してもらえるのだろうか.
いつになったら仕事にやりがいを見いだせるのだろうか.
自分にしか出来ない仕事というのがいつになったら出来るのだろうか.
そもそも自分にしか出来ない仕事など果たしてあるのだろうか.
会社は業界の中ではおおきく,層が分厚いため,
自分に回ってくる仕事は雑用ばかり.
自分にとって下らないと思う仕事ばかりをこなす毎日で,
自分はどうしたら良いのか途方に暮れていた.
ベンチャー系の若い会社に行くべきなのだろうか.
思い切って海外を目指してみようか.
結論としては,冷静になって
毎日の仕事を地道に頑張ってみようと思った.
今の仕事だって見方によっては立派なものなんだろうし,
途方に暮れてやる気を失っている今,動いても何も成功しないような気がする.
(たとえ安月給でも...!
プロジェクトは良い方向へ向かっていないように見える.
僕が不安なことは,このプロジェクトに誰一人として,
タイトルを面白くすることに命を賭けている人間がいないこと.
僕は仕事に命を賭けている.
2年目の僕がどれだけミーティングで発言したって,
自分のアイデアを実装に仕込んだって,
それは健気な運動にとどまっていて,
これでは自分のすべきことはなんなのかわからない.
仕事に命を賭けるなんて,馬鹿げているのだろうか.
残業代が出ない以上,言われることだけをこなして,さっさと帰ることが賢いのだろうか.
療養と称し,のんびり何も考えずに趣味を見つけるべきなのだろうか.
あぁくだらない.